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2017.01.17 Tuesday | - | - | -

いまここで、わたしをさらえ、あおあらし



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ところで、ねこが可愛すぎるんですが、どうしてこんな生き物がこの世にいるのですか。


帰路、ファミリーレストランの前を通りかかったとき、あまりに暖かい色の灯りがともっていて、店内のひとたちがみな笑っていて、ふと悲しくなった。
わたしは何をしているのだろう。
こんなに疲れて、汗まみれのくちゃくちゃの仕事着で、きちんと信号がかわるのを待ってから横断歩道を渡ったりして。

深いため息をついてから、二つ折りの携帯を開いたり閉じたりしてみる。
夫に電話してみると、ごめん、ねてたとか言う。
じゃあごはんどうするの?つくろうか?でもわたし疲れてるからなあ、サイゼリヤにでも行こうか。え?何?もっと寝たい?わたしは空腹なの。じゃああれか、わたしが食べて帰ればいいか。それともお弁当買っていこうか?え?うるさい?何がうるさいんだよ。なんだよ。え?ああそう。うん、うん、はい。そっか、ごめんよ。え?ごめんって言ってんの。ごーめーんー!耳垢溜まってんのね。帰ったら耳そうじしてやるかんね。うん。そう。みーみーあーかー!どれほどの溜まり方だよ!じゃあね。(パタン)

はー。でも幸福なのかもしれない。いつでも電話できるひとがいて、帰る家もあって、財布の中には缶コーヒーを買えるだけのお金もあって、身の丈に合った適度な悩みや不安も持ってて。ちなみに、目下の悩みは、ふとってること。夫がおなかをさわりながら、ぽーにょぽーにょぽにょ、ぐんじょうはー、まんまる、おなかの、げんきな、子!と歌ってくること。


ゲームセンターで、夫とエアーホッケーをした。二回やって、一回わたしが勝った。夫が本気をだしたので、二回目はわたしが負けた。笑いが止まらなかったんだけど、本当は、思い出とかはあまり増やしたくない。
わかりやすく言えば、未練になってしまうのが厭だから、自分から積極的にいい思い出を増やすというのに抵抗がある。
あのとき、ファミリーレストランで、あんなに笑ったこと、あのとき、川原で真剣に議論したこと、あのとき、雪が降っていて、滑って転んでよそゆきの服が濡れて、おかしかったこと、あんなに激しく愛したこと、愛したけどかなわなかったこと、路上で、息ができなくなるほど笑ったこと。わたしと出会った様々な人たちの、大半は、さよならも言えないうちに、遠くへ行ってしまった。だから。

まあことさらに自慢たらしく書かなくても、みんなそうだよね。ほほ。


あほみたいに髪が伸びきってしまったので、あす、切ってきます。ものすごいヴォリュウム。ドライヤーでセットしても必ず最後はボンソワー、ボンソワーみたいなことになってしまう。ワックスもムースもジェルもきかない。おもてに繁茂している緑につられるように、あるいは積乱雲のように、わたくしの意に反して日々膨らんでゆく。

なるほど!これが生命力というものなんですね先生!
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わけきつてもわけきつても黒い髪。

種田山頭火ふうにいうとそういうことだす。

2009.06.28 Sunday 23:16 | 平常運行でしょうよ。 | - | -

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2017.01.17 Tuesday 23:16 | - | - | -

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